デジタル赤字から抜け出せ!
オープンソースで作る自社だけの社内ミニクラウド!
日本の企業の多くは海外のクラウドに自社データをアップするのが当たり前、でもその結果、デジタル赤字は6兆円(2024年度)を超えています。これが国の企業の健全な在り方でしょうか?
一方、クラウドのライセンス料も払えない、大手企業から預かった資料を勝手にクラウドにあげることもできない、という中小企業も非常に多い。
クラウドに依存せず、社内で情報管理する、そのような技術的なアイデアとして以下記載します。
中小企業も多くのファイルを持つようになりました。自社サーバーにあふれるファイル、大切な情報です。でもそれらの多くは「担当者しかわからない」!ファイルやフォルダの属人化!
そのような状況になっていませんか?
もしクラウドが使えたら、そのほうがいいのでは?しかし・・・
中小企業こそ過去データを戦略に生かしていくべき、でも万が一取引先の情報が洩れてしまったら。
安易にファイルを生成AIに読ませたり、クラウドに上げたりできないのが現実。
AIの発展する時代、中小企業が及び腰なのは大手に迷惑をかけるリスクを思うからでもあります。
世の中には大変多くのオープンソース(無償のソフトウェア)があります。
そのなかでもよく使われるオープンソースを使って、ココまでやれるというものをお試し構築しました。
・ファイル情報のJson取得 …Python
・Jsonファイルの索引構築 …ElasticSearch
・Webサーバとブラウザ表示…Python(FastAPI)
・ローカルLLM …Elyza
(すでに数社で指導をさせて頂いています。)
お試し環境でご紹介します。
総務省の情報通信白書をPDFでダウンロードします。1つのPDFが10ページ以上、2024年度分でもたくさんのファイルがあります。
すべてのファイルの要約をローカルLLMで事前に作っておきます。
ElasticSearchは強力な検索エンジンで、あらゆる文字情報を即座に検索して表示してくれます。
またヒットした情報について、特徴や課題なども問い合わせると、LLMがそれに答えてくれます。
(クラウドやChatGPT、Copliotは一切使いません。ネットなしの閉鎖環境ですべて稼働します。)
例えば「デジタル時代の課題」と書いて、類似するファイルを探すということもできる。
どれだけ類似するかをスコアで表示することもできます。
ElasticSearchはすごい!。これがテック企業のクラウド技術を支えています。
私はAIの勉強を始めたとき、Jupyter NoteBookやPythonなど、すごく使いやすいインフラが世の中にここまで揃っていることに感銘を受け、同時に日本がそのインフラ作りにほとんど関わっていない現実に大きなショックを受けました。
敬意と感謝をもってオープンソースを活用しつつ、では自分たちは誰にそのように貢献するのか、
謙虚にそう思いつつ前へ進もうとする企業さまを、私はご支援したいと考えています。
櫻井 敏明